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■教室長より 歯学部学生は5月の勉強が最も重要です

2021年04月16日

どの大学にいても、どの学年にいても、何学期制でも同じです。
いまからストレートで国家試験に合格するためには、5月の自学自習が1年間で最も大切です。

定期試験を例に書いていきます。
とても長いですが読んでいただけたらと思います。

今日のお話しはまとめると次の6つです。

 

・5月には自分の学習姿勢を確立させておきましょう!(最重要!!!)

・勉強をするときには、

 今日大学で習ったことが、試験でどう問われるのかを意識することが大切です。

・試験直前と日常の勉強を区別しましょう。

・5月まであと10日ちょっと。

 まだ間に合いますが、ぼんやりしている時間はありません。

・今日からすぐに始められることをいくつか。

・当たり前なことを継続する厳しさと大切さを学び、自分を成長させましょう。

 

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◆5月には自分の学習姿勢を確立させておきましょう。
◆勉強をするときには、今日大学で習ったことが試験でどう問われるか?を意識することが大切です。

 

歯学部の定期試験では、出題される内容が決まっています。
それは次のとおりです。

 

将来歯科医師になる皆さんに いまの学年のいまの段階で
 ① 知っていてほしいこと
 ② 理解していてほしいこと
 ③ 知識を定着させていてほしいこと
 ④  ①~③を使って、その場で考えて正答してほしいこと

 

そんなの当たり前だっ(*´Д`)! でしょうが、大事なことなので書きました。
さらに選抜色が強い試験では、上記に加え自己研鑽が見られる学生に高得点が出るような、 深い知識思考を試す出題と、他の科目で学んだであろう①②③④を組み合わせた出題があります。

 

例えば咀嚼筋。
咀嚼筋についての①②③④は「筋肉名を4つ言えること」ではありませんね。起始・停止までが言えても①までです。
もしも試験にその程度の問題が出れば、それはサービス問題でなく「救済問題。自分には関係ない」とさらりと解答し、次へ急げたらかっこいいですね!

実際の試験はもう少し知識定着の確認をしてきますので、例えば問題文に「咀嚼筋」というワードがなくても、 咀嚼筋についての①②③の知識があれば正答できる④タイプの問題が出たりします。
それらを踏まえてしっかりと準備をした学生さんは余裕がありますから、正答はもちろんのこと、解きながら「これいい問題だわー」とか「今年はこう変えてきたか」と、 ワクワクして解き進めることができるでしょう。

 

 

◆試験直前と日常の勉強を区別し取り組みましょう。何をどこまでやっていくかの優先順位を決める、それが勉強方法の確立に繋がります。

 

勉強するときに①②③④が意識できるか否かで、結果は大きく違います。
試験前に始めたら間に合いません。

シラバスだけを見ても年間2000項目以上の到達目標がありますよね。
試験前の勉強と日常の勉強の区別の大切さについてはこれまで他の記事でお伝えしてきたとおりで、じゃあ日常の勉強って何だ?というと、私は「①②③④を意識して勉強する」ことだと思っています。

そして、①②③④のどれを優先して取り組むかは人によって違います!

 

ちなみに(努力が続かない)私の場合、

 

☆日常の勉強では自分なりに理解することを優先し、

(目安: 単語は抜けてるけど物語として話せる ≒ 絵に書ける)

☆問題演習で 正答の大枠をつくる力 をつけ、

(目安: この問題ではどの項目の理解を問われているかわかる)

☆自分なりの理解 に乗せて 必要単語を覚え、

(やっと①と③に入る)

☆試験直前はただの暗記事項に専念します。

(ただの暗記って言って先生すみません)

 

私の勉強方法は「皆が解ける問題は絶対に間違えない」を前提とし、「覚えたことを試験までキープする大変さより、理解しておいたほうが苦労が少ないだろう。」というやり方です。
暗記が得意な人や時間がない人は 「まず覚えて、周辺の知識をあとから入れる」のも、効果的な勉強方法だと思います。

 

合格できればいいのです。合格できれば勉強方法は自由です。
シラバスに「評価:定期試験100%」と書いてあったら、私は「合格点が取れるなら学習方法は問わない、好きにやれ!」という先生からのエールだと受け取ります。
大学の定期試験では先生方の期待がそのまま出題されるのですから、その期待に合格点を取って応えていけばいいのです。是非、今日授業でやった内容の①②③④を意識しながら復習と演習をしてください。

勉強時間も勉強量もそれなりにあるのにいつも苦労している学生さんがいたら、 それは何かが遠回りなのかもしれません。
遠回りに気づかないままでは、試験後に 「授業で少ししかやってない箇所からたくさんでた」という恥ずかしい文句が出てしまうかもしれません。

 

◆5月まであと20日ちょっと。まだ間に合いますが、ぼんやりしている時間はありません。
◆今日からすぐに始められることをいくつか。

 

たとえばの提案、今日からすぐに始められることをいくつか。

 

◇◇待たない。 試験に向けての先生の指示を待たない。
授業で先生が試験について触れてから準備を始めるようでは、 ①②③④が到底やりきれないと思うのです。

 

◇◇小テストに感謝を。
授業で確認テストや問題演習とその解説を実施してくれる先生は、学生さんの強い味方です。
授業で口頭試問をしてくれる先生は、最強の味方です。①②③④の近道だからです。
先生は「わたしは味方です」と言わないので卒業までそれに気づかない学生さんもいます。
まだ4月ですから、これまでの小テストの見直しも間に合いますね。

 

◇◇与えられた配布資料だけで勉強をしない。
シラバス、定期試験過去問、国家試験過去問、参考書、教科書、 ノート、成績のいい同級生、講座の先生…。
たくさんの勉強材料があります。 どれをどう自分の勉強に取り入れるかは、まずは使って、選択し、優先順位をつけ、活用しましょう。
やればやるほど広く深い歯科医学ですから、①②③④のうち「自分はどれを優先して取り組むか」が大切です!

 

◇◇いまも辛くて勉強に集中できない学生さんは、 「自分の改善点」と「在籍大学の課題」を同じ土俵で考えない。
(これは、今回のお話とは大きく内容がそれるので別の機会に。)
大事なのは自分がどうやって勉強していくかを決めることです。

 

決めた方法で達成感を感じたら、それが勉強方法の確立に繋がります。 5月を前向きな姿勢で過ごすことで、本年度最終試験合格までの道が整備されます。
整備されたら、あとは安心して勉強をしていけます。

 

 

◆当たり前なことを継続する厳しさと大切さを学び、自分を成長させましょう。

 

当たり前なことを意識して継続できる人はそんなに多くいないと思います。
そんなに多くいないからこそ、やれる人が輝くのだと思います。
当たり前なことを継続する厳しさと大切さを学んだ先に、成長があります。
これは勉強に限らず、学生生活に限らず、 将来に社会で医療人として活躍する皆さんにとって大切なことだと思います。

 

5月の勉強が1年で最も大切です。
いまからでもじゅうぶん間に合います!
それでもなんだかやれる気が…という学生さんは相談に乗りますのでご連絡ください。
一緒に考えましょう!