後期が始まります。
本試験で合格点を取りたいと思う学生さんへ書きます。
今日は「本試験で合格するためには、試験前よりも日常の勉強が大切です。」というお話しです。
9月2日(月)から授業の場合で話をすすめます。
「明日からは頑張る。絶対本試験で合格する!授業も聞いて復習もしよう!」と
思うだけ・言うだけで今日何もせず既に出遅れている学生さんより、2歩3歩前にいるようにしましょう。
確認してほしいことは1つだけ、シラバスの内容を読み、今何をするべきかを考えましょう。
準備学習に「予習」の文字があれば、必ずやりましょう。復習よりもずっとあかるい気持ちで取り組めるのが予習のいいところです(^^)v 予習という言葉に苦手意識があるかたは、大学の先生が歯科医学生に求める「能動的学習」「自主的な勉強」ということだと思って取り組みましょう!
どのくらいやればいいのかというと、行動目標に書いてある内容に対して自分なりに簡単に説明できる程度が目安です。
理解が不足している場合は、教科書や参考図書で調べましょう。
万が一、調べてもさっぱりわからない場合は、google検索でナナメ読みでも構いません。
たとえば明日の1限目に組織学がある学生さんの場合、次のようにしていけるとよいです。
明日の1限目は組織か。授業資料はまだ配布されていないがシラバスはある。行動目標だけ確認して自分で調べてみよう。実際の授業で使える事項があれば授業ノートにプラスしていこう。1つめには「細胞の構造について説明する」とある…。生物でやったから細胞の絵を書こう。それができたらOKでしょ!
↓(書く:細胞の絵)
書けた。横に名称と特徴を書こう。
↓(書く:細胞膜-リン脂質二重膜、ミトコンドリア-ATP産生、リボソーム–たんぱく質つくる…)
2つめには…(1つめに続き、行動目標を自分なりに答えていく)
↓
よし、一応明日の分の行動目標はできた!
さて、まだ時間と集中力に余裕があるから、教科書と参考書で確認しておこう。
↓
1つめの「細胞の構造について説明する」を索引から該当ページを探すと…あ、細胞膜には半透膜・選択性って加えておこう。2つめのには、転写機構のとこに大事そうなタンパクが書かれているから一応メモ!
予習とシラバスの活用ということであれば、このくらいでじゅうぶんではないでしょうか(^^)v
そして明日の授業が終わったら、さっそく問題演習で知識の確認をはかりましょう!
自主的な勉強が身についてくると、次第に重要そうなところがわかるようになってきます。それを「勉強のコツが掴めた」と表現する学生さんもいます。
自分の勉強方法の確立ができた学生は、成績が上位で安定します。
そこに繋がる勉強は、自主的な勉強だけです。
なぜかというと、自主的な勉強だけが考えて取り組む勉強だからです。
それは、試験前でなく日常に行う勉強にあります。
案外、自主的な勉強の一歩は軽くて清清しいものです!がんばってくださいね!
ADOでは、進級と卒業に必要な学習習慣を身につける指導を実施しています。
低学年の段階で身につけることは、近い将来の自分の大きな財産になります!
ひとりでは頑張りきれないという学生さんは、ADOの講師と職員が一丸となり本気でサポートしますので、お気軽にご連絡ください。
お待ちしています!